スパイスて聞いたら何思う?
2011年 12月 08日
「薬味」という言葉はあっても、スパイスや香辛料は最近まで日本人には馴染みの薄い言葉だった。ヨーロッパや酷暑の東南アジア諸国では、かつては新鮮な食材が手に入らず、食材の防腐剤、臭み消しのためにスパイスを大量に消費してきたけど、気候風土に恵まれ、新鮮な海山の幸を比較的簡単に入手出来る日本では、そういった防腐や強い香りづけを目的としたスパイス使いが必要なかった。 また日常の食生活も古くから魚介類と野菜が中心であったため、スパイス&ハーブも魚介に関するものが多く、わさび、山椒、しょうが、ねぎなどがあげられ、その使用法も食材の持ち味を損ねない程度に、隠し味や薬味として少量を添えるようなものであった。このような用途から、日本料理に用いるスパイスは辛さを伴うものが多く、そのため「スパイス」と聞くと、「辛いもの」という認識が強い!!しかし、実は世界各国で使われるスパイスのうち、辛みを持つものは1割もないのだ!!!!例えば 、唐辛子、マスタード、コショウ。
by spicedays
| 2011-12-08 12:46